2011年3月29日火曜日

宗教が作成されたプロセスに関する知識

信仰は100%であるよりも半信半疑であるほうがよい。信仰が100%に近づけば近づくほど、その信仰がもたらす弊害は増大する。

自分の宗教を自分で作ることは、信仰を半信半疑に留めておく上で有効である。すなわち、他人が作った宗教は100%の信仰に陥る危険性が高く、自分で作った宗教はその危険性が低い。その理由は、宗教を自分で作った人は、その宗教が作成されたプロセスに関する知識を持っているからである。プロセスを知っている人は、それが人工的に作られたものであるということを常に意識せざるを得ない。その意識が、100%の信仰に陥る危険性を低下させるのである。

他人が作った宗教を信仰する場合も、100%の信仰に陥る危険性から身を守りたいならば、可能な限り、その宗教が作成されたプロセスに関する知識を持つほうがよい。

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