2011年5月5日木曜日

信者になるな、教祖になれ。

万人教祖主義は、人間と宗教との関係に関する問題提起である。これまでの人間と宗教との関係は、人間が宗教を「信じる」というものだった。しかし、人間は、いかなる宗教も「信じる」べきではない。あらゆる信仰は洗脳状態である。

では、人間は宗教を捨てるべきなのか。これもまた正しい判断ではない。人間は宗教を捨てるべきではない。それは人類の文化の一部として価値を持つものだからである。

これからの人間と宗教との関係は、人間が宗教を「作る」というものであることが望ましい。宗教の創作は、あらゆる人間にとって意義のある文化的活動である。創作されたすべての宗教は人類の文化遺産となり、後世の教祖によって再利用される。

信者になるな、教祖になれ。

0 件のコメント:

コメントを投稿