2012年2月27日月曜日

霊的生命体

霊魂は、「非物体的かつ人間的な精神」と定義することができる。それは、物体に宿ることができると考えられている。そこで、霊魂が宿っていると考えられている物体を「霊的生命体」と呼ぶことにしよう。

人間は霊的生命体であり、そのように考えることは宗教とは言えない。それに対して、人間ではない物体を霊的生命体とみなす思想は宗教であると考えることができる。たとえば、妖怪と呼ばれるものの多くは人間ではない霊的生命体である。したがって、妖怪の存在を主張する人間は宗教を語っているのである。同様に、「水からの伝言」における水は、日本語という人間の言語を理解することのできる霊魂が宿っている物体であり、人間ではない霊的生命体である。したがって、「水からの伝言」もまた宗教である。

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